バイオマスモノマーを用いた主鎖生分解性ゴムの開発と機能化

髙坂泰弘
(信州大学繊維学部 テニュアトラック助教)

2016年11月29日火曜日

有機化学の講義

今日は講義の話題から.

私は大学教員ですので,研究はもちろん,講義も担当しています.
一年生向けの教養科目から,二年生,三年生向けの学生実験やガラス細工(!!),さらには専門科目である有機化学を教えています.

有機講義でいつも困るのが,実感のない机上の空論になってしまうこと.
例えば,水素化アルミニウムリチウムという試薬がありますが,使い方を誤るとこんなことになります…


いや~怖いですね.できれば使いたくないですね~.

化学反応とは,不安定な物質が安定な物質に変化する現象そのものですので,
ある意味水をかけると火を噴くことには不思議はありません.

とはいえ,やっぱり嫌ですよね~.

こういう実感があると,化学反応式を書くときに,

「間違っても水を入れちゃダメね.反応が終わったら,未反応物を安全に処理しないと…」

なんて感覚が身についたり,

新しい試薬が登場したときに,

「なんだ,あれ使わなくても済むんだ,便利ね~」

とか,なるんです.

たぶん,研究室に入ると有機化学がいっそう理解できるのは,
こういうことだと思うんですよね.

というわけで,私の講義では,
時間を見つけて実験のビデオを上映したりもします.

準備が毎回大変ですが…


2 件のコメント:

  1. 高坂先生
    見ていて、自分の眉が焦げたような感覚を
    持ちました。。。

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    1. 音も結構でますし,すごいですよね.
      水をかけて火花が出るなんて,不思議な話です.

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