バイオマスモノマーを用いた主鎖生分解性ゴムの開発と機能化

髙坂泰弘
(信州大学繊維学部 テニュアトラック助教)

2017年11月17日金曜日

秋田大学で招待講演

日本化学会東北支部にご招待頂き,秋田大学に来ています.
私の一族は秋田県出身なので,小さい頃から何かと秋田には縁があり,今回の訪問も非常に楽しみにしていました.

上田駅から秋田駅までは,新幹線を乗り継いで4時間超です.
途中,仙台,盛岡,田沢湖,角館,大曲と魅力的な観光地を通りますが,今回は仕事なのでもちろん立ち寄ることはできません.

新幹線に乗った頃は朝ご飯の時間でしたが,
到着した頃には昼食の時間をとうに過ぎていました.

そんなわけで,まずは腹ごしらえ.


有名な佐藤養助の稲庭うどんです.
うどんは数あれ,私はこれが一番好きです.

そこから秋田大学へ.
初めての街は徒歩で歩け,が私の信条ですので,歩きます.

が,恐ろしく何もない・・・

どうも繁華街は駅の反対側らしく,このあたりは住宅地.
目印がないので,スマホの案内がなければ心細かったことでしょう.

また,ふだん山に囲まれて過ごしているので,こうも空が広い平野は不慣れです.
特にこの日は初雪で,盆地民には新鮮な北風が冷たかったです.

そうこうしている間に,到着しました!


そのまんまの名前の交差点です.
そういえば,うちの大学の近くの交差点も「信大繊維学部入口」でしたね.



広い!
いや,キャンパスとしては普通なんですが,日頃上田キャンパスという繊維学部しかない職場にいるので,総合キャンパスの広さに驚きます.
まぁ,1学部だけにしては,むしろ上田キャンパスは広いのですが・・・

この日は会場の下見と,今回お呼び頂いた松本先生,寺境先生にご挨拶するのが主目的です.いかんせん移動に最速で4時間超,往復で10時間ですから,前泊しないと本当に私の講演の1時間だけの滞在になりかねません.

松本先生は私の大学の3学年上の先輩で,学生実験でTAをして頂いて以来,何かと可愛がって下さる大恩人です.
研究室が違えど,先輩,同輩,後輩でこうした関係が続けられるのが,母校のよいところだと思います.

さて,夜は秋田の郷土料理でお持てなし頂きました.
なまはげが乱入して大騒ぎ!

・・・となるはずが,やたらと恐縮するなまはげ.
中の人,もしかして秋田大学の学生さん?

そして夜が明け,今朝のご飯も,秋田づくしでした.


左上から時計回りに,ハタハタの佃煮,いぶりがっこ,きりたんぽ鍋,稲庭うどん,あきたこまち,とろろ の とんぶり がけ,です.

冒頭でも書きましたが,父は北秋田の出身.
男鹿半島名物のハタハタはほとんど食べたことがなかったのですが,それ以外は子供の頃から馴染みの深い食事です.秋田と言えば,あとジュンサイ,比内地鶏でしょうか.

こうして英気も養ったので,講演を頑張ろうと思います!

2017年11月14日火曜日

研究室を大改造!

某テレビ番組じゃないですが,研究室を劇的に改造中です.

設立初年度こそ教員1名,学生3名の少人数スタートでしたが,
研究室はいまや11名の大所帯.
来年度はもっと大変で,単純計算で12~13名に増加する見込みです.

こうなると,実験室,学生室ともども,手狭になってしまいます.
ドラフト(局所排気装置/有毒ガスを吸引する装置)も既存の1基では足りなくなり,
このたび1基を増設することになりました.

研究室に割り当てられたスペースは変わりませんので,
いかにデッドスペースを作らないかが,大きな鍵になります.
入居時から鎮座している大型什器を必要最低限まで断捨離し,
無駄なスペースを徹底的に排除するしかありません.

というわけで,これから研究室の雰囲気が大きく変わりますので,
折を見て写真で報告できればと思います.

しかし・・・ものすごい出費です.
ドラフトはともかく,実験台の増設,事務机の追加購入(検討中)などトンデモナイ金額になります.
今年は研究費に余裕があったのですが,どうも雲行きが怪しくなってきました・・・

2017年11月12日日曜日

日本化学会東北支部で講演します!

秋田大学・松本和也先生のご厚誼により,11月17日(金)に以下の学会で講演することになりました.
参加費無料だそうですので,皆様奮ってご参加下さい.

平成29年度日本化学会 東北支部秋田地区講演会

主 催 日本化学会東北支部
会 期 11月17日(金)15時~17時15分
会 場 秋田大学総合研究棟1階講義室(秋田市手形学園町1-1 秋田大学手形キャンパス内)〔交通〕JR「秋田」駅東口より徒歩10分
参加申込締切 事前申込み不要
1.α-置換アクリル酸エステルの反応性に着目した機能高分子の精密合成(信州大繊維)髙坂泰弘
2.分子構造制御に基づく新奇なπ電子系化合物の創製と機能創発(山形大院理工)片桐洋史
参加費 無料
参加申込方法 事前申込み不要

防衛大学校で招待講演

9月末から大忙しで,更新も滞ってしまいましたが,
その忙しさは11月には行ってますます苛烈を極めて参りました.

ここまでを振り返ると,
ロンドンからパリ経由で帰国後,翌日すぐに1泊2日で研究室旅行へ.

それから後期の講義が始まり,11月には学生実験も始まりました.
この実験ですが,以前にも紹介したように私のオリジナル教程です.
(※教程としてはオリジナルですが,当然実験としては既に確立された内容です.)

この間の10月27日に,防衛大学校で講演して参りました.
これは,古い友人で大学院の同期でもある林正太郎先生の尽力によるものです.

講義は一般の大学で言う,2年生~大学院生に相当する学生相手だったので,結構悩みました.
いかんせん,どの知識レベルに合わせて,どんな内容を講演すればよいか.
例えば,私はいま2年生と3年生の講義を担当していますが,彼らと同じ知識レベルだとしたら,到底研究の内容なんて理解できないでしょう.

この場合,レベルを一気に下げて話すのも一案ですが,それではわざわざ私が出向して講釈する必要はないでしょう.
と,さんざん悩んで,以下の方針で講演しました.


  1. 研究の裏話をする.どんなきっかけから始まったのか,何を考え,何に直面したのか.
  2. 研究については,本気で話す.但し,同じ研究分野(高分子化学)の人にしか通じない大学院レベルの専門用語や,細かい原理,データは省略して,面白い部分に重点を置く
1は,学部生を意識したものです.

通常の学会では,どれだけ紆余曲折があっても,「すべて計画通りだ!」といった態度で話します.
そうしないと,論理構成が一貫しませんし,何より時間の浪費です.

一方,今回は学部生が主な聴衆なので,研究の経緯を詳しく話して,リアリティを持たせると同時に,今後学生に起こるであろう状況を伝えようとしました.

2も,大学での講義ならではです.
同業者が集まって,研究結果について討論する学会ではないので,とにかく面白さを重視して話しました.

結果的に,話が散逸してしまって,一貫性のある主張ができたかどうかは怪しいものでしたが・・・

幸い,学生さんはかなり熱心に聞いて下さっただけでなく,質問も時間いっぱいまでぶつけてくれました.
これには心からいたく感心しまして,授業料を払って受講する大学と,給料を貰いながら職務として勉強する大学校の違いを意識せざるを得ませんでした.
それとも,よく訓練された自衛隊だからかな?

何にせよ,すばらしい経験になりました!







2017年10月4日水曜日

イギリス出張7日目 ~晩餐会~

イオン重合国際会議に参加するため,イギリスに来ていました.
過去形なのは,もう帰国してしまって,旅を振り返る暇すらほとんどないからです.

さて・・・前回は晩餐会前の休憩期間に更新したはずです.
晩餐会,いわゆるBanquetについては,過去記事をご参照下さい.


会場はここ,ダラム城です.古城で領主様のごとく,宴会ができるという趣向です.


会場はこんな感じの大広間です.
この後,写真に写っているフランス人,ドイツ人,韓国人とテーブルをシェアして,国際的な雰囲気の中で食事を摂ることになりました.

皆さん私の講演を覚えていて下さって,この場で研究談義.
そこから,両隣のフランス人とはお互いの文化紹介になり,

私「アルセーヌ・ルパンの話はよく読んだよ」
フランス人「あれはフランスじゃ若者の登竜門だね,奇岩城を見に行くとよいよ!」
私「ところでルパン3世って知ってる?」
フランス人「あれねー,カッコイイし大爆笑だよね」

私 (゚Д゚)

お料理はこんな感じです.


ここでフランス人と仲良くなったことが,後で重要な結果をもたらしたのですが,それは後日.

さて,大陸側の晩餐会は日付が変わっても続き,最後はみんなでダンシングするのですが,今回は特段何もなく22時には終了.

さすがに飲み足りない!となってフランス人,ドイツ人とは併設のバーで24時過ぎまで飲み明かしました.
が,この頃になってくると私も疲れ初め,韓国人を含めたアジア人組は先にリタイアすることになりました.

毎回,ヨーロッパ人は朝方まで飲むんですが,その体力に毎回驚かされます・・・



あたりはすっかり夜も更けて,真っ暗です.
こんな深夜に海外の街を30分も歩いて宿に帰るんですから,ちょっと怖いですね.

幸い,ここは田舎だったので,特段問題もなく床につくことができました.

明日はいよいよ最終日です.

2017年9月22日金曜日

イギリス出張4~6日目 ~学会とハリー・ポッター~

イオン重合国際会議に参加するため,イギリスはダラムに来ています.


DURHAMでダラムです,スペルが難しいですね.
ここは長らく司教が治めていた街だそうで,大聖堂の紫の十字架が街のシンボルです.
例えば,学会初日のWelcome Receptionで振る舞われたビールも,こんな感じです.


さて,前回,大反響のうちに講演が終わったことを書きました.
国内の学会では他人の研究にあれこれ言う文化はほとんどないので,
こうして率直な感想や質問をぶつけて貰えると嬉しい限りです.

こうして迎えた3日目の朝です.
前日の講演のお陰か,Coffee Break(休憩)では沢山の研究者にお声がけ頂きました.
この国際会議は初参加から4年目,通算3回目になりますが,だんだん顔と名前を覚えて下さっている方が増えているようで,私から声をかけても,「どちら様?」ではなく,「やぁ,元気だったかい?」と周囲の反応が大きく変わってきました.

中には,せっかく会えたのだから写真を撮っておこう,なんて提案して下さる方もおり,ただただ嬉しかったです.
学生・ポスドクを除いた,いわゆるProfessorの中では私は最年少ですので,ただただ恐縮ですね.

こうして人脈作りにも大きな成果があり,また国際共同研究の打合せもできました.
学術論文の審査に関しても,心強い味方ができたようです.

研究では,流行にとらわれず長い目線で独自の研究を進めている方が多く,先日のベルギーの学会とは対照的でした.
私も頑固に合成研究だけを進めていますので,今後の研究方針を考える上で,先達の歩みは大いに参考になります.

この日は,ポスター発表もありました.


会場は歴史ある商工会議所で,厳かな空間で研究発表します.
が,実際はワインを片手に研究について語るので,国内の学会以上にフランクな雰囲気です.ここでは,前職での私の教え子も発表しました.

このときもいろいろな方から私の研究についての問い合わせや感想を頂き,ありがたい限りです.

4日目は,午後から会議公式行事のExcursion(遠足)です.
このイベントについては,2年前に詳しく書いたのでそちらを参照して下さい.


ダラムからバスで揺られて1時間,アニック城に来ました.
ハリー・ポッターのクィディッチのシーンで有名な場所です.


このお城,イギリスでは英国王室の別荘であるウィンザー城に次いで大きい城だそうですが,ノーサンバーランド公爵パーシー一家が今でも住んでいるそうで,内部撮影は禁止でした.

もちろん生活空間は別にあるんでしょうが,全く使っていないわけでもなく,実際,図書室には日本でもおなじみの酒類が並ぶなど,一部に生活感が垣間見えました.

5日目は,ふつうに学会です.
ここへ来て会議で提供されるランチに,初めてローストビーフが登場しました.
写真,右手奥のマスタードとオニオンの下にあります.


これで,フィッシュアンドチップス,ローストビーフ,シェパーズパイを食べたことになります.

昼休みは1時間30分もあるので,ダラム大聖堂を見学しました.
実は日曜日はミサで一部しか観られなかったんです.

ここも,ハリー・ポッターのロケ地です.


さて,午後の講演後2時間の休憩を経て,これから古城で晩餐会です.






2017年9月19日火曜日

イギリス出張4日目 ~講演~

イオン重合国際会議に参加するため,イギリスはダラム大学に来ています.

今日から会議も本格的にスタート.
冒頭でこの会議の経緯や目的について,発起人の一人であるProf. Yagci(トルコ)から説明がありました.

国際会議と言っても堅苦しいものではなく,大半はジーンズにスニーカーで参加しています.
時々冗談も飛び交うので,先に紹介したProf. Yagciが「何なら歌でも歌おうか?」なんて言えば,主催者のProf. Hatchings(イギリス)が「時間があれば考えてもいいよ(当然,そんな時間なんてない)」と返して笑いを取ったりしていました.

さて,そんな国際会議ですが,私も旧知の研究者と会話ができて楽しかったです.
特に昨晩到着した方々は,昨日のWelcome Receptionには出席していなかったので,今日初めて会えた,なんて方もいました.

今日はまた,私の講演の日でもありました.
写真を撮るわけにはいかないので,スライドのトップページで我慢して下さい.


講演への評価は,終わった直後にわかります.
今日1日観ていてもそうでしたが,聴衆が関心を抱いた場合は質問が相次ぎ,また質問の前に感想を述べたりもします.
一方で,全く質問が出ない講演もあり,特に(招待講演ではなく)一般講演となると,その傾向が強くなります.

で,私は一般講演です.
これまで若手講演でしたから,こ,これでも結構な進歩なんですよ!
しかし,大丈夫でしょうか・・・

結論から行くと,英語の善し悪しはともかく,評判は上々でした.
質問はこの分野の大御所と討論した時点で時間切れとなってしまいましたが,
この大御所の先生から「面白くて素晴らしい戦略だね」とのお言葉.

講演終了後も,帰り道で出会った沢山の方から「面白い」「その発想はなかった」「やるじゃん」とのコメントを頂き,意見交換をしました.
実は昨年,ハンガリーで開かれた国際会議で既に同じ講演をしていて,およそ3割程度は同じメンバーだったので,特段のコメントもないかと思っていました.
いやー,これだけ反響がよいと,研究者冥利に尽きるというものです.

このテーマ,結果が揃ってきたので,このまま完結とするか,続けようか迷っていましたが,少なくとももう2,3年は続けた方が良さそうですね.

実は,嬉しかったことがもう1つ.
この講演の直前のCoffee Breakでブラックコーヒーを淹れていたら,
見知らぬ研究者が近寄ってきて,

「あんた,Dr. Kohsakaだろ,この前の論文を読んだよ.
前の研究の頃から注目していたんだけど,この前の論文は全く違うアイディアだろ!
しかも,あれ,かなりcoolだったよ.次作はいつ出るのかい?
うちの研究室じゃ,これスゲー研究になるって話題なのよ」

と興奮気味に話してくれました.

初めはこれは煽てて研究の様子を探っているのかな?とも思いましたが,
話すとかなり細かいデータまで覚えていてくれて,その場でディスカッションに.
どうやら本当に議論したかったらしい…

この論文,発表してすぐに(私の中で)伝説的な研究者からメールを頂いたり
私が思っている以上に好きな人には受けるらしいです.

私としては,今回の学会は国際的な人脈作りが目的でしたので,
こうして色々な国の方に覚えて頂けると嬉しい限りです.
毎年,ヨーロッパに足を運んでいますが,同じ地域に定期的に顔を出すと,こうして認知して頂けるので嬉しいですね.

今日は講演後,ホテルまでのシャトルバスの発車時間までに余裕がなく,皆さん駆け足でコメントだけ残して去って行きましたが,明日のCoffee Breakでまたお話しできることでしょう.

そして,明日はいよいよ国際共同研究に関する打合せです.
先方曰く,

「早く准教授になってくれ!(助教の職位では研究費の申請資格や採択率に問題あり)」

はい,頑張ります・・・


2017年9月18日月曜日

イギリス出張 3日目 ~学会が始まる~

イギリス出張3日目,いよいよ学会が始まりました.

今日はWelcome Receptionだけなので,参加者に挨拶をするだけですが,
旧知の研究者に会えることは非常に嬉しいですね.

今回は私の教え子も研究者として参加していて,2年ぶりに会うことができました.
彼はいまサウジアラビアでポスドクとして活躍しているとのことです.

残念ながら,写真はありません....
こうした場で決まって記念撮影をするのは,日本人だけでしょうね.

明日はいよいよ講演です.
まさか初日に講演するとは思ってもいませんでしたが,すぐに気楽に過ごせるようになるので,かなりありがたいですね.




2017年9月17日日曜日

イギリス出張2日目(番外編)~ロンドン弾丸ツアー~

イオン重合国際会議に参加するため,イギリスはダラムに来ています.
前の記事でも書きましたが,初日は深夜着のためロンドンで一泊し,2日目は電車で3時間かけて学会会場のダラムへ移動するだけです.

当初,17時までに来ないと宿(今回は大学のゲストハウス)の受付が閉まるぞ,と警告を受けていたのですが,17時を過ぎても当直が対応してくれることになり,時間に余裕ができました.

そこで,せっかくの休日(土曜日)ですので,朝9時から電車が発車する15時まで,6時間だけのロンドン弾丸ツアーを企画しました.

ベーカー街ピカデリー・サーカスバッキンガム宮殿大英博物館を6時間で回ります!!

時間に限りがあるので,7時頃には宿を出たかったのですが,朝食が7時30分からで,ゆっくりと調理されていたため出発が9時になってしまいました.
後で学会会場でわかったのですが,この国では朝8時~9時が標準的な朝食タイムのようです.

キングスクロス駅の荷物預かり所にスーツケースを預けて,地下鉄でベーカー街へ.
目指すはもちろん,Baker Street 221Bです.



シャーロックホームズ博物館は他より早い9時30分開館なので,第1目標にしました.


グラナダTVのドラマ,そのままの入り口です.


隣はハドソン婦人のレストランでした.
ちなみに,この建物は本当にヴィクトリア朝の頃からあるらしく,架空の物語とはいえ,まんざらでもないんです.


係員は当時のスコットランド・ヤード(イギリス警視庁)の格好です.


こちらは向かいのビル.カムデン・ハウス,となると空き家の冒険を思い出しますが,ここは1915年建造とのこと.


ホームズの机には1880年頃のタイム誌(本物),化学薬品が.


ここでホームズとワトソン博士,依頼人がお話しをするわけです.
というわけで・・・


個人的にはワトソン博士かポアロの方が似合っていると思いますが,まぁ致し方ない.


これはホームズが壁に打ち込んだヴィクトリア女王のイニシャル.
「マスグレーヴ家の儀式」の冒頭にその挿話があります.


ヴァイオリンはホームズの趣味でしたね.


枕元には「蜂とその飼い方」なる本が.
晩年に探偵を引退して養蜂家に転身したホームズならではの演出でしょう.


イギリス各地の情報が書かれている百科事典.


「赤毛連盟」で大英百科事典を写しているところ.


「ボヘミアの醜聞」での一幕,かな?


「バルカヴィル家の犬」です.


最大の宿敵,モリアティ教授.


「犯人は二人」でミルバートンが殺されるところ.


この残念な絵は「マスグレーヴ家の儀式」で,宝冠を手に入れたものの愛人に殺された執事です.


唇のねじれた男.


この残念な方は,「まだらの紐」の犯人です.

ここまでで90分を消費.残された時間は,あと4時間30分です!
とりあえず地下鉄でピカデリー・サーカスに向かいます.


これぞロンドン,2階建てバス.

このエロスの像が有名なのだそう.
周辺の雰囲気的に,ハチ公みたいなものでしょうね.


名画が立ち並ぶナショナル・ギャラリー,ですが,時間がないので通るだけです.


トラファルガー広場に来ました.


海軍門です.ここからバッキンガム宮殿を目指します.


ヴィクトリア女王記念碑です.バッキンガム宮殿の目の前にあります.


バッキンガム宮殿です.残念ながら,中を見ている余裕はありません.


今日は衛兵交代式はないので,遠目に見るだけです.
ここまでで2時間30分を消費,残る時間はあと3時間30分です.

ここからグリーンパーク駅まで歩き,地下鉄で大英博物館を目指します.
その前に,ピカデリー・サーカスで途中下車してファストフードで昼食を済ませました.


大英博物館に来ました.あと2時間30分しかありません.


グレートコートです.残念ながら素通りします.
ちなみに,大英博物館は入場無料です!!!


ロゼッタストーンです.これが見られれば満足.


エジプトの宝物たちが集まります.

ヒエログリフが書かれているレリーフ.


雰囲気がガラッと変わりましたが,アッシリアです.


ライオン狩りのレリーフ.
世界史の教科書で見ましたね.

続いて古代ギリシア.


パルテノン神殿のレリーフ.


ギリシアと返還問題でもめている,パルテノン神殿の彫刻群です.


ここで一区切りして,ショップを覗きます.


ありました,ガーガーチキンで有名なラバーダックです.


モアイ像.初めて本物を見ました.


アフリカの神様.スゴイ造形ですね.ガンダムの敵メカみたいです.


再びエジプト.ミイラです.


古代エジプトで埋葬された遺体だそう.
日本人の感覚だと,いくら古代人でも略奪して展示品として扱うのは・・・


突然出現した和同開珎


ジンバブエドル.これでもスーパーインフレの前という.
印刷代の方が高い例として展示されていました.


ポートランドの壺.古代ローマです.


アウグストゥスの顔です.

と,ここまでざっと2時間で見て,キングスクロス駅に戻ります.
1時間余ったので,荷物預かり所の真上のパブで一杯.


ここまで全く無駄のない行動で動けましたが,
このブログを見て勘違いされると困るので,念のため注意をさせて下さい.
6時間で,1時間の余裕を残してこれだけ回るためには,


  • 地下鉄の移動や乗り換えが駅の案内表示だけでスムースにできる
  • 地下鉄の路線図が頭に入っているか,事前に計画を綿密に建てておく
  • 町中では迷わず,地図を片手にスタスタ歩ける
  • 博物館や名勝では,解説を読まなくても,見ただけである程度わかる
  • 一人である

などなど,かなり条件が揃わないと無理だと思います!
もちろん,案内人がいればそれに越したことはありませんが.

では,予定通りダラムに向かいます.