バイオマスモノマーを用いた主鎖生分解性ゴムの開発と機能化

髙坂泰弘
(信州大学繊維学部 テニュアトラック助教)

2017年3月7日火曜日

【実験動画】1滴ずつゆっくりと


先日購入したシリンジポンプを初稼働しました!



この機械は液体試料(薬品)を注射器にいれ,一定速度で射出したり吸引したりできる装置です.

仕組みは至って簡単で,注射器の内径と希望する射出/吸引速度を入力すると,プランジャー(ピストン)の押出速度が自動的に計算されるので,後は所定の位置に注射器をセットするだけ.
写真では,左の機械にセットされたシリンジ(注射器)から長い針が伸びています.
針先は右端にあるフラスコに,ゴム栓を通して接続され,ここから試薬が注入されます.
おもちゃの風船にはアルゴンガスが充填されていて,反応容器の内容物が空気に触れないよう密閉されています.

詳しくは下記の動画でどうぞ.

video


シリンジポンプを初めて見た学生からは,「安直な装置ですね」との感想も聞こえました.が,こういう単純な目的の装置は構造が単純な方がメンテナンスもしやすく,下手に複雑で高機能だったり,外見が洗練されていたりとすると,かえって面倒です.

今回の実験では,1時間に20 mLの滴下速度で試薬を反応容器に加えていきました.
なぜこうした操作が必要になるかというと,一気に試薬を加えると反応熱が急激に生じて危険だったり,反応の初期と後期で濃度を変更して実験したかったり(料理で調味料を何回かに分けて加えて,食材の煮え具合に合わせて味をしみこませるイメージに近い),いろいろです.

上記は昨年発表された論文に従った手順で実験していますが,正直こんなに慎重にやる必要はないのでは・・・とも思いますが.

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